フェティッシュ | |||||
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映画の森てんこ森■映画レヴュー | |||||
フェティッシュ (1996) | |||||
CURDLED | |||||
映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』をレヴュー紹介します。 映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』を以下に目次的に紹介する。 ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の解説及びポスター、予告編 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の映画データ ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』のクエンティン・タランティーノ ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』のスタッフとキャスト ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 フェティッシュ 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタバレ)です。※ご注意:映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の結末 ■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
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幸の鑑賞評価: 8つ星 | |||||
■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の解説及びポスター、予告編 | |||||
フェティッシュ いつも風船ガムを噛んでいる ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)
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■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の解説 映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』を紹介します。映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』は、鬼才クエンティン・タランティーノ略してQTが、無名だったブラドック監督の大学映画科卒業制作の 30 分の短編を気に入って長編化・劇場映画化したもの。『 フェティッシュ 』は、QT製作総指揮によるブラック・コメディだけあって、クセのある強烈な作品。「死」に対する社会通念や常識を覆す主人公の言行は社会的には批判もあるだろうし、好き嫌いのはっきり分かれる映画だろう。でも、あまりにも特殊で衝撃的に面白かったので敢えてご紹介する。 映画『 フェティッシュ 』のストーリーは、「血」「死」に異常に興味のある若い女性のお話。うら若いのに血や死体を怖がらないという、異常なのに見かけはどこにでもいそうな普通の町の若い娘。『 フェティッシュ 』の主演アンジェラ・ジョーンズは『 パルプ・フィクション (1994) PULP FICTION 』でもQT監督に起用されている。連続殺人犯を相手に、首なし死体は喋るかという議論を本気でする妙な内容。ホラーでもサスペンスでもなく、殺人という題材をこんな形で映画化したブラドック監督とQTは、やはり変わっているのだろう。 |
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●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
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■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の映画データ | |||||
上映時間:89分 製作国:アメリカ 公開情報:松竹富士 日本初公開年月:1996年12月 ジャンル:ドラマ/コメディ/犯罪 |
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■映画『『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』のクエンティン・タランティーノ | |||||
○『 フェティッシュ 』の製作総指揮: クエンティン・タランティーノ 『 HERO (2002) HERO (英題) / 英雄 (原題) 』関与 『 キル・ビル (2003) KILL BILL: VOLUME 1 』監督・製作・脚本 『 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード (2003) ONCE UPON A TIME IN MEXICO 』関与 『 キル・ビル Vol.2 (2004) KILL BILL: VOL. 2 』監督・製作・脚本 |
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【『 フェティッシュ 』のスタッフとキャスト】 | |||||
監督: レブ・ブラドック Reb Braddock 製作: ジョン・マース John Maas ポール・プーグ Paul Puig 製作総指揮: クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino 脚本: レブ・ブラドック Reb Braddock ジョン・マース John Maas 撮影: スティーヴン・バーンスタイン Steven Bernstein 衣裳: ビヴァリー・ネルソン・サフィア Beverly Nelson Safier 音楽: ジョセフ・ジュリアン・ゴンザレス Joseph Julian Gonzalez 録音: ピーター・デヴリン Peter J. Devlin プロダクションデザイナー: シャーマン・ウィリアムズ Sherman Williams 出演: アンジェラ・ジョーンズ Angela Jones ガブリエラ ウィリアム・ボールドウィン William Baldwin 連続殺人鬼ポール バリー・コービン Barry Corbin ロジャー メル・ゴーラム Mel Gorham エレナ ブルース・ラムゼイ Bruno Ramsay エドアルド ロイス・チャイルズ Lois Chiles カトリーナ・ブラント ケリー・プレストン Kelly Preston ケリー ジョージ・クルーニー George Clooney セス・ゲッコー (uncredited) クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino リチャード・ゲッコー (uncredited) アリッサ・タチャー Alyssa Tacher ガブリエラ子役 ナタッチャ・アマドール Nattacha Amador ガブリエラの母 ジェイ・アーナー Jay Arnor 転落死の男 ▲TOPへ |
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<もっと詳しく> | |||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
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■映画『 フェティッシュ (1996) CURDLED 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 【フェティッシュ 第01段落】 ここは中米コロンビアのある町。ガブリエラ(子役アリッサ・タチャー)という少女が、母親(ナタッチャ・アマドール)とケーキ屋にいる。すると、通りで物凄い音。男(ジェイ・アーナー)が一人転落死した。当時のコロンビアは政治的に不安定で抗争が激しく、その犠牲者だったようだ。通りでは救急車や人だかりの騒音。録音担当のピーター・デヴリンは 『 9デイズ (2002) BAD COMPANY 』でサウンド・ミキサーを受け持ったから、当時のこのような特異な映画から、メジャー級の作品へと順調に成功しているのだろう。さて、じっとしていなさい、という母親の言葉を聞かずに、少女は通りに横たわる死体に近づく。それで脅えるのかと思ったら、全く逆で、死体から流れ出る「血」に興味を示し、気のせいが微笑んでいる。 【フェティッシュ 第02段落】 それから十年後くらいだろうか。ガブリエラ(成人してアンジェラ・ジョーンズ)はアメリカはフロリダ州マイアミに移民として来ている。撮影ロケ地は、冒頭のコロンビアのシーンも、みんなフロリダ州。ヒスパニックが多いから、さほど中米と雰囲気が変わらないのだろう。ガブリエラはパン屋に就職して規則正しく質素に暮らしている。そして、年頃の女の子とは思えない、ビックリする趣味があるのだ。あの時から帯びていた、「血」「死体」マニアなのだ。新聞・雑誌で殺人や死亡の記事を探しては、スクラップ・ブックに集めている。ボーイフレンドはいるにはいるが、恋愛ごっこなんて無関係のように、彼氏にも嬉しそうにそういった類のものを見せている。大人しい彼氏は当惑顔だが。 【フェティッシュ 第03段落】 ストーリー展開とは無関係だが、途中、ガブリエラが殺人特集のTVを見ているシーンで、QTは面白いプレゼントを観客にしてくれる。テキサス州のゲッコー兄弟という極悪人の指名手配写真が出て、行方不明だとナレーションで語られる。実はこのゲッコー兄弟の写真は、セス・ゲッコーがジョージ・クルーニー( 『 シン・レッド・ライン (1998) THE THIN RED LINE 』 『 オーシャンズ11 (2001) OCEAN'S ELEVEN 』 『 ウェルカム トゥ コリンウッド (2002) WELCOME TO COLLINWOOD 』 『 ソラリス (2002) SOLARIS 』 『 ディボース・ショウ (2003) INTOLERABLE CRUELTY 』 『 コンフェッション (2002) CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND 』 『 オーシャンズ12 (2004) OCEAN'S TWELVE 』(監督)等)で、リチャード・ゲッコーが製作総指揮のクエンティン・タランティーノなのだ!二人とも、ここではノークレジット。これは一種の遊びで、 1996 年『フェティッシュ』直前の『 フロム・ダスク・ティル・ドーン (1996) FROM DUSK TILL DAWN 』で、二人ともその凶悪な兄弟強盗の役で主演しているからだ。芝居の中に別の芝居を採り入れて遊ばせてくれる。勿論『フロム・ダスク〜』の製作総指揮と脚本はQTだ。QTは暴力や過激な内容の作品が好みのようで、何作も脚本・監督・製作総指揮等に携わっているが、俳優としても 『 リトル★ニッキー (2000) LITTLE NICKY 』等に出ている。 【フェティッシュ 第04段落】 ガブリエラ役のアンジェラ・ジョーンズはQT監督の『パルプ・フィクション』でも「死」に興味のある似たような役をもらっている。QTのフィーリングにピッタリだったのだろう。彼女はピッツバーグ出身だが、容姿からラテン系だと思う。黒髪がチャーミングで小柄でキュートな妖精みたい。 『 イナフ (2002) ENOUGH 』のジェニファー・ロペスもニューヨーク州ブロンクス出身だが、両親はプエルトリコ出身であるからラテン系で、純・白人とは違った趣の美人だ。 【フェティッシュ 第05段落】 TVで殺人事件後の現場の清掃処理の仕事のコマーシャルを偶々見たガブリエラは、自分の天職とばかりに早速応募して、パン屋の店員を辞めて、首尾よく入社。普通なら血まみれで汚く怖くやり手がいない仕事だろうから、喜んで入社する人も珍しい。清掃会社のユニフォームに身を包んで、先輩達に洗剤の使い方やブラシの擦り方や血のりの落とし方を具体的に教わる。何しろちょっとした血の量ではないのだ。殺人事件後だから、床は正に一面の血の海、壁には犯人と格闘した跡や刺された瞬間の血しぶきがべったりだ。原題の" CURDLED "は、curdle <━ v. (凝乳状に)固まる[らす]( EXCEED英和辞典)>という意味の動詞の過去分詞で、<血が固まった、凝固した>ということだと思う。だから、こういう現場の血の状態を表しているのだろう。この映画を観るまでは、そういう犯行の事後処理について「どうやって後始末するのかな」とおぼろげにしか考えたことがなかった。警察がやってくれるの?被害者の遺された家族や親類で処理するの?それが、このガブリエラの就職した会社のようなものが存在すると知って、妙に感心したものだ。しかし、ブラドック監督が想像・創造したものなのかもしれない。タランティーノはそれ(この映画になくてはならない材料)を観て、これだ!とインスピレーションを感じたに違いない。 【フェティッシュ 第06段落】 丁度その頃は「ブルー・ブラッド・キラー(青い血の殺人者)」による連続殺人がニュースを賑わわせていた。超裕福な女性を選んで首を切る連続殺人事件だ。死体マニアのガブリエラは一日中、その事で頭がいっぱい。どうやって殺すのだろう?首を切るってどんな?切った瞬間、切られた頭は何か喋るの?…まことにノーマルでない女の子だ。因みに邦題の「フェティッシュ( fetish )」は、<(1)呪物(じゆぶつ)。(2)〔心〕 フェティシズムにおける対象物。異性の衣類・装身具・毛髪など。> また、「フェティシズム( fetishism )」は<(1)呪物(じゆぶつ)崇拝。物神(ぶつしん)崇拝。(2)〔心〕 異常性欲の一。異性の身体・衣類・所持品などの事物に対し、異常に執着・愛好する態度。>(両方、大辞林国語辞典より) 【フェティッシュ 第07段落】 ある日、"待望"のブルー・ブラッド・キラーによる殺人現場の豪邸に派遣されることになった。壁に残る血のりと床の血の海を見て、犯人がどのように被害者を追いつめていったかを楽しく推測する。そして、血を拭き取りの最中、重大な発見をする。血の海の中で警察も見落とした、被害者のダイイング・メッセージだ。犯人の名前が床に書かれている。ガブリエラは嬉しくてたまらない。もっとその現場にいたかったが、夕刻になってしまい、会社のパートナーと一緒に一旦は社に戻る。しかし、多分、現場の家屋の鍵を預かっているのだろう、夜になってから、彼氏と二人でまた戻って来るのだ。こういう異常な彼女を持ったカレシに限って、とても大人しい人。 【フェティッシュ 第08段落】 翌朝、ブルー・ブラッド・キラーの殺人鬼ポール(ウィリアム・ボールドウィン)が、被害者がダイイング・メッセージを残したことを知っていて、消すためにその屋敷に侵入。しかし、間もなく清掃会社のガブリエラ達が仕事をしに来てしまったので、慌ててワイン貯蔵室に隠れる。その間に社員達は血のりの掃除をしている。そしてまた夕刻、彼女達(あっ、ここの社員達はどういう訳か女性ばかり)は帰る。殺人鬼ポールは、それを確認してワイン貯蔵室から出ようとするが、何ということか、ロックがかかってしまい出られない!犯人のポールは殺人鬼なのにそれらしくなく、キレイな紳士だ。知的ゲームとして殺人を続けているのだろうか。 【フェティッシュ 第09段落】 犯人役のウィリアム・ボールドウィンは『 フラットライナーズ(1990) FLATLINERS 』等に出演。あれは心臓を停止させて死後の世界を見ようと実験する五人の医学生たちの怖〜いスリラーだったが、当時は皆、若かった!五人の医学生たち:ジュリア・ロバーツは 『 プリティ・ブライド (1999) RUNAWAY BRIDE 』 『 エリン・ブロコビッチ (2000) ERIN BROCKOVICH 』 『 アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』等、今は貫禄が出ているが、当時は若き医学生役だ!若かったキーファー・サザーランド( 『 フォーン・ブース (2002) PHONE BOOTH 』)も父親ドナルド・サザーランド( 『 スペース カウボーイ (2000) SPACE COWBOYS 』出演)に似てきた。 『 インビジブル (2000) HOLLOW MAN 』 『 コール (2002) TRAPPED 』 『 ミスティック・リバー (2003) MYSTIC RIVER 』 『 バイバイ、ママ (2005) LOVERBOY 』のケヴィン・ベーコンもあの頃は皺(しわ)がなかった!アレック・ボールドウィン( 『 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ (2001) THE ROYAL TENENBAUMS 』ナレーター)の弟に当たるこのウィリアム・ボールドウィンはこの『 フェティッシュ 』ではハンサムな犯人役を好演。オリヴァー・プラットは 『 妹の恋人 (1993) BENNY & JOON 』も出演。 【フェティッシュ 第10段落】 さて、夜になってまたガブリエラが戻って来る。本当にマニアックなのだ。すると、ワイン室のロックがうまく外れて出てきた犯人ポールと鉢合わせになる。こんな場合、殺人鬼と出くわした普通人なら恐怖のどん底に突き落とされる筈だ。それに、犯人の方でも、ダイイング・メッセージを知っている唯一の証人なら、その場ですぐ殺すのが普通だ。なのに、この二人は殺人について議論し合い、殺人マニアとしての共通点を見出したかのように現場で会話を進める。ここでガブリエラは一番興味のある核心を"首切りのベテラン"に尋ねる。「殺して首を切ったら、その頭だけになった口は何か喋るのですか?」犯人ポールはそれを聞いてちょっとたじたじ。極悪人でも言いたくないことあるんだナ。「何も喋らない」と答える。でもガブリエラは喋ると思うのだ。 ・・・ ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【フェティッシュ 第11段落】 そんなこんなで暫く話していたが、相手はやはり殺人犯人。逮捕されたくない。ガブリエラを始末しようとする。ところが、床はまだ血でべったりだから、ポールはその血の海で滑って転んで意識を失う。身から出た錆。それを見たガブリエラは嬉しく微笑んで、何やら意味深な顔つき。倒れているポールに近寄り、首を切る!その直前に、用意してきたテープレコーダーをONにして録音しながら…。首を切り落とされたポールは、喋ったのだ!「ガ・ブ・リ・エ・ラ」。ちゃんと録音して、ガブリエラは大満足。やはり自分の推測した通りだった。首を切ったら喋るのだ。 【フェティッシュ 第12段落】 普通でない彼女は、勿論自分が異常であるとは思ってもいない。その悦びを自分だけで隠しておかずに、彼氏に、録音したあの「ガ・ブ・リ・エ・ラ」を聞かせるのだから。彼女にとって人を殺すのは何でもない。殺す・死ぬということに伴う事象にだけ関心があるのだ。本気で考えたらこっちの身が CURDLE しそう。パンチを食らいそうに強烈なブラック・コメディでした。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず4749文字/文責:幸田幸 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com |
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■映画『 フェティッシュ 』の更新記録 2003/01/02新規: ファイル作成 2004/07/09更新: ◆テキストとリンク一部およびファイル書式 2004/12/29更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 2006/02/16更新: ◆データ追加 |
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幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
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