スリーピー・ホロウ＠映画の森てんこ森

スリーピー・ホロウ
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スリーピー・ホロウ　(1999)
SLEEPY HOLLOW
スリーピー・ホロウ	【『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』の解説】　映画『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』を紹介します。映画『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』は、1799 年を舞台に、ワシントン・アービングの古典物語「スリーピーホロウの伝説」に基づいて作られた、1999 年アカデミー美術賞受賞作品。『スリーピー・ホロウ』は、アービングの描く空想の世界に忠実でありながら、映画はホラー、ファンタジー、ロマンス、サスペンスと様々な要素が盛り込まれている。50 年代・ 60 年代の古典ホラームービーファンであるティム・バートン監督の横溝正史ライクな作品。　映画『スリーピー・ホロウ』のストーリ...新世紀迫る 1799 年、科学を重んじるＮＹＰＤのイカボット・クレーン（※ジョニー・デップについてもっと詳しくはこちら...。04/06/26リンク更新）は、ＮＹ市長（クリストファー・リー）の命令で、オランダ移民の村スリーピー・ホロウで起こった残忍な殺人事件の捜査に取り掛かる。＜首なし騎士＞（クリストファー・ウォーケン：『アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン　(2002) CATCH ME IF YOU CAN 』等）の仕業だと村人たちは口々に言い、背後に魔術の気配が…。迷信を信じないイカボット捜査官が発見した真実とは？　映画『スリーピー・ホロウ』では、少女から大人への移行に見事に成功したクリスティーナ・リッチ（『バッファロー'６６　(1998) BUFFALO '66 』等）がとても美しかった。最後のクレジットに、首なし騎士のクリストファー・ウォーケンが出てこないのも、なんだか楽しい。
■映画『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー（あらすじとネタばれ）※ご注意：『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』の内容やネタバレがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『スリーピー・ホロウ』の感想（ネタバレご注意） >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ（画面の切り替え）
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
■『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』のデータ　上映時間 98 分　製作国アメリカ　公開情報日本ヘラルド映画　初公開年月 2000/02/26 　ジャンルホラー／サスペンス／ミステリー　《米国コピーTagline》 Heads Will Roll.
【『スリーピー・ホロウ』のスタッフとキャスト】
監督：ティム・バートン　Tim Burton 製作：スコット・ルーディン　Scott Rudin 　　　　アダム・シュローダー　Adam Schroeder 原作：ワシントン・アーヴィング Washington Irving 脚本：アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー　Andrew Kevin Walker 撮影：エマニュエル・ルベッキ　Emmanuel Lubezki 音楽：ダニー・エルフマン　Danny Elfman 出演：ジョニー・デップ　Johnny Depp イカボッド　　　　クリスティナ・リッチ　Christina Ricci カトリーナ　　　　ミランダ・リチャードソン　Miranda Richardson メアリー・ヴァン・タッセル夫人／西の森の魔女　　　　マイケル・ガンボン　Michael Gambon バルタス・ヴァン・タッセル　　　　キャスパー・ヴァン・ディーン　Casper Van Dien ブロム　　　　イアン・マクディアミッド　Ian McDiarmid ランカスター医師　　　　マイケル・ガフ　Michael Gough ハーデンブルック　　　　クリストファー・リー　Christopher Lee ニューヨーク市長　　　　ジェフリー・ジョーンズ　Jeffrey Jones スティーヴンウィック牧師　　　　マーク・ピッカーリング Marc Pickering　ヤング・マスバス　　　　リサ・マリー　Lisa Marie クレーン夫人　　　　クリストファー・ウォーケン　Christopher Walken 首なし騎士　　　　レイ・パーク　Ray Park
＜もっと詳しく＞
ネタばれ御注意！　このレヴューは「テキストによる映画の再現」を目指して作文しています。よって、ストーリー展開の前知識やネタバレがお好みでない方は、読まないで下さい。
■映画『スリーピー・ホロウ　(1999) SLEEPY HOLLOW 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー【スリーピー・ホロウ　第01段落】　　1799 年、ニューヨーク市警のイカボッド・クレーン（ジョニー・デップ：『プラトーン　(1986) PLATOON 』『シザーハンズ　(1990) EDWARD SCISSORHANDS 』『妹の恋人　(1993) BENNY & JOON 』『ＧＯ！ＧＯ！Ｌ.Ａ.　(1998) L.A. WITHOUT A MAP 』『ナインスゲート　(1999) THE NINTH GATE 』『ショコラ　(2000) CHOCOLAT 』『ロスト・イン・ラ・マンチャ　(2001) LOST IN LA MANCHA 』『ブロウ　(2001) BLOW 』『フロム・ヘル　(2001) FROM HELL 』『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち　(2003) PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL 』『レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード　(2003) ONCE UPON A TIME IN MEXICO 』『シークレット・ウインドウ　(2004) SECRET WINDOW 』『チャーリーとチョコレート工場　(2005) CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY 』『パイレーツ・オブ・カリビアン２ (仮題) (2006) PIRATES OF THE CARIBBEAN 2: TREASURES OF THE LOST ABYSS 』等、ジョニー・デップについてもっと詳しくはこちら...。03/10/08更新））は、ろくに取り調べもせず拷問による自白で事件を解決しようとする体制に、不満だ。彼は科学捜査が自慢の、思慮と理性、原因と結果を信じる青年だ。裁判所でニューヨーク市長（クリストファー・リー）に現状の捜査に対する異議を申し立てたところ、口うるさい彼が頭にきた市長は、ある命令を下す。それは、ニューヨークから北に遠く離れたスリーピー・ホロウで起こっている連続殺人を解決せよというものだ。普通の事件ではない。被害者の首は切り落とされているのだ。【スリーピー・ホロウ　第02段落】　　イカボッドが馬車に揺られて到着すると、スリーピー・ホロウは陰惨とした雰囲気だ。イカボッドは、宿を貸してくれる村の大地主、バルタス・ヴァン・タッセル（マイケル・ガンボン）邸を訪れる。中では楽しそうな宴を催している。目隠しをした少女がキスをする男性を探すゲーム＜魔女のキスゲーム＞をしている。美しい少女を取り囲む青年たちは胸躍らせているが、彼女の前に偶然来てしまったイカボッドにキスは奪われる。目隠しをとった少女は、ヴァン・タッセルの娘カトリーナ（クリスティーナ・リッチ：『恋する人魚たち　(1990) MERMAIDS 』『アダムス・ファミリー　(1991) THE ADDAMS FAMILY 』『アダムス・ファミリー２　(1993) ADDAMS FAMILY VALUES 』『キャスパー　(1995) CASPER 』『バッファロー'６６　(1998) BUFFALO '66 』『私は「うつ依存症」の女　(2001) PROZAC NATION 』『ギャザリング　(2002) THE GATHERING 』『モンスター　(2003) MONSTER 』等）だと自己紹介する。彼女のボーイフレンド、ブロム（キャスパー・ヴァン・ディーン）は、イカボッドが気に入らないようだ。そこにヴァン・タッセルと彼の美しい後妻（ミランダ・リチャードソン）が現れる。【スリーピー・ホロウ　第03段落】　　別室に案内されたイカボッドは、ヴァン・タッセルに村の長老四人を紹介される。ランカスター医師（イアン・マクダーミッド）、スティーヴンウィック牧師（ジェフリー・ジョーンズ）、フィリップ判事（リチャード・グリフィス）、公証人のハーデンブルック（マイケル・ガフ）だ。殺されたのは、村長ピーター・ヴァン・ギャレットとその息子のダーク・ヴァン・ギャレット、そしてウィンシップ未亡人だ。容疑者の心当たりを尋ねるイカボットに、同席者たちは首なし騎士の仕業だと口をそろえる。【スリーピー・ホロウ　第04段落】　　首なし騎士（クリストファー・ウォーケン：『ディア・ハンター　(1978) THE DEER HUNTER 』『ブルースが聞こえる　(1988) BILOXI BLUES 』『バットマンリターンズ　(1992) BATMAN RETURNS 』『パルプ・フィクション　(1994) PULP FICTION 』『マリー・アントワネットの首飾り　(2001) THE AFFAIR OF THE NECKLACE 』『アメリカン・スウィートハート (2001) AMERICA'S SWEETHEARTS 』『カントリー・ベアーズ　(2002) THE COUNTRY BEARS 』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン　(2002) CATCH ME IF YOU CAN 』『カンガルー・ジャック　(2003) KANGAROO JACK 』『ジーリ　(2003) GIGLI 』『隣のリッチマン　(2003) ENVY 』『ステップフォード・ワイフ　(2004) THE STEPFORD WIVES 』等）は、愛馬ディアデビルに乗って人々を襲い、その首を刈る幽霊だ。生前は、アメリカ独立戦争のときにドイツの王様から送られてきた凄腕の兵士だったらしい。彼は戦争で殺戮そのものを楽しんだ。ある日敵兵に追われ、追い詰められたところで二人の小さな少女と出会う。自分がいることを黙ってもらおうとするが、片方の娘が持っていた薪を折る。その音のおかげで兵隊たちに見つかり、首を切られて死ぬ。村の人々は、彼の霊が甦って、首を刈っていると信じているのだ。科学を信じるイカボッドはナンセンスだと思うが、怖がりの彼は首なし騎士の話を聞いて手が震えてしまう。【スリーピー・ホロウ　第05段落】　　もう一人、犠牲者が増えた。ピーター・ヴァン・ギャレットの元で下働きをしていたジョナサン・マスバスだ。イカボットは自慢の科学捜査キットで現場検証を行う。マスバスを埋葬した後、彼の息子（マーク・ピッカリング）は父親の仇のために、イカボッドの手伝いをしたいという。そこにフィリップ判事がイカボッドに話しをしに来る。判事はイカボッドに、墓は４つあるが死人は５人だと教える。イカボッドは息子のマスバスに明朝早くに迎えに来るように言う。彼は墓を掘り起こして調べてみるつもりなのだ。【スリーピー・ホロウ　第06段落】　　墓場には４つの棺が並べられている。一つ一つ調べていくと、ウィンシップ未亡人の遺体のお腹に刺し傷がある。不思議に思ったイカボッドは、ランカスター医師の手術室で解剖を行う。馴れない手つきで解剖するイカボッド。そして、彼は彼女が妊娠していたことを発見する。【スリーピー・ホロウ　第07段落】　　イカボッドは事実を隠していたフィリップ判事を問い詰める。ウィンシップ未亡人の相手は誰なのか。すると、森の奥から蹄の音が聞こえてくる。首なし騎士がフィリップ判事の首を狙ってやって来たのだ。存在を否定していた幽霊が、自分の目の前で首をはねるのを見たイカボッドの衝撃は大きい。ヴァン・タッセル邸に戻って恐怖におののく。【スリーピー・ホロウ　第08段落】　　次の日、恐怖を克服したイカボッドは、首なし騎士が眠るという西の森へマスバスと行くことにする。馬に跨り、森の奥へと進んでいくと、洞窟から女の声が聞こえてくる。イカボッドとマスバスがドアを開けると、ボロボロのベールで全身を覆った女がいる。顔は見えない。彼女はイカボットだけ中に残るようにいい、怪しげな魔術を行う。じっと動かなくなったと思うと、彼女は顔をあげ、この世のものではない恐ろしい形相を見せる。そして、首なし騎士が眠る＜死人の木＞までの道をイカボッドに教える。【スリーピー・ホロウ　第09段落】　　再び馬を進ませるイカボッドとマスバス。すると木々の間から、白い馬に乗った女の姿が見える。不審に思ったイカボッドが追うと、カトリーナだ。彼女はイカボッドを心配して来たらしい。暫くして、三人は死人の木を見つける。イカボッドが木の根元を切ると、血が流れ、その下には今までの被害者たちの首がある。ここは死の世界への入り口なのだ。古びた剣が刺さっている土のところを掘ると、首のない白骨死体が現れる。首なし騎士のものだ。夜も更けてきている。すると、先ほどの根元あたりから、首なし騎士が飛び出してきて、走り去っていく。そこで、三人は首なし騎士は自らの首を取り返すまで、殺戮を続けるに違いないと確信する。【スリーピー・ホロウ　第10段落】　　静寂に包まれた村で次の犠牲者が出たのは、それからすぐのことだ。村の助産婦の一家がその標的となり、密かに警戒にあたっていたブロムは首なし騎士に殺され、イカボッドも刺される。しかし、傷は軽くて済んでいるようだ。【スリーピー・ホロウ　第11段落】　　夜、熱にうなされるイカボッドは、夢の中で幼い日の母（リサ・マリー）に纏わる幻想を見る。彼には幼いころのトラウマがあり、以前からその思い出に苦しめられていた。飛び起きたイカボッドは、看病に付き添っていたカトリーナを抱きしめ、ホッとする。彼は自分の愛する母親が魔女と間違えられ、父親に殺されたことを話す。【スリーピー・ホロウ　第12段落】　　殺されなかったイカボッドは、首なし騎士は何者かに操られてある特定の村人を殺害しているのではないかと考える。イカボッドは大地主の家にあった家系図を見ているうちに、このオランダ系移民の村人たちの血縁の深さに気付き、ある考えを思い付く。そして長老の一人で公証人のハーデンブルックを訪ね、彼を追及する。イカボッドはそこで最初の被害者ヴァン・ギャレット村長の新しく作成しなおされた遺言状を見つけ、事件の全容を推理する。彼の遺言状では、遺産の受取人は、彼の子を身ごもっていたウィンシップ未亡人だ。そうなると元々相続権を持っていたヴァン・タッセルが損をする。ギャレット村長の莫大な遺産を狙い、大地主ヴァン・タッセルがこの全ての黒幕として動いていたというシナリオだ。【スリーピー・ホロウ　第13段落】　　イカボッドは証拠の遺言状を持ってヴァン・タッセル邸へ向かうが、父を守るためにカトリーナがそれを燃やしてしまう。カトリーナを愛しているため、イカボッドは彼女を責めることができない。そして、イカボッドのベッドの下には、何者かによって描かれた＜呪いの目＞と思われる魔術の絵が…。夜、何者かが出かけていくのを見たイカボッドはそのあとを追う。すると、それはヴァン・タッセルの妻で、イカボッドは彼女がスティーヴンウィック牧師と森で交わり、サディスティックに手にナイフで傷をつけるのを目撃する。【スリーピー・ホロウ　第14段落】　　翌日、イカボッドは、公証人ハーデンブルックが首なし騎士による殺害を恐れ、自殺したことを知る。助産婦一家の葬儀が行われ、村人が教会に集まった。そこに、ヴァン・タッセルが、妻が首なし騎士に殺されたと取り乱して姿を現し、首なし騎士が馬に乗って彼を追ってくる。しかし、この世のものではない首なし騎士は教会の中に入ることが出来ない。混乱する村人達。疑心暗鬼になったランカスター医師は黒幕が誰かを語ろうとするが、スティーヴンウィック牧師に殺される。それを見たヴァン・タッセルがスティーヴンウィック牧師を銃で撃つ。首なし騎士の次なる標的はヴァン・タッセルであった。父の死に気を失うカトリーナ。しかしイカボッドの目に飛び込んだのは無残な死体と、カトリーナが描いた、自分のベッドの下にあったのと同じ魔術の絵だった。・・・ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。　ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【スリーピー・ホロウ　第15段落】　　ヴァン・タッセル亡き後の遺産の相続人はカトリーナだと知っていたイカボッドは、一連の犯行はカトリーナであると思い、ショックを受ける。そして、村を去ることを決意する。そして、帰途につく馬車の中から、村を眺めるイカボッド。ヴァン・タッセル夫人の遺体が運ばれている。その手にはあの夜見た傷がついているが…。カトリーナに貰った彼女の母親の形見である魔術と呪文の本を見るイカボットは、自分のベッドの下にあった絵が、愛するものを守るための魔術であることを知る。急いで戻るイカボッド。ヴァン・タッセル夫人の遺体を確かめると、手の傷が死後つけられたものであることが分かる。カトリーナは犯人じゃない！カトリーナが危ない！【スリーピー・ホロウ　第16段落】　　カトリーナは継母に捕らえられている。マスバスが後をつけてきているが、カトリーナを救出することは出来ない。カトリーナを首なし騎士の最後の獲物にするため、ヴァン・タッセル夫人は首なし騎士のしゃれこうべに魔術をかけている。ヴァン・ギャルド家が絶えれば、その遺産はヴァン・タッセルのものに。ヴァン・タッセルが死ねばカトリーナのものに。カトリーナが死ねば、遺産は全て夫人のものになる。黒幕は彼女だったのだ。夫人は、スティーヴンウィック牧師を虜にし、ランカスター医師には彼と下女との情事を餌に口止めをして、ヴァン・ギャルドの遺書を隠した。判事と公証人はすぐに協力した。【スリーピー・ホロウ　第17段落】　　昔、彼女は父と母、妹とスリーピー・ホロウで暮らしていたが、母親が魔女だと疑いをかけられ、一家は村を追い出される。村を追い出したのは、村長のヴァン・ギャルド。彼女たちの土地を受け継いだのはヴァン・タッセルだった。それで、彼女は彼らから土地を取り返そうと、復讐を誓ったのだ。母は森で姉妹に魔術を教え込んだ。ある日、森で薪拾いをしているときに首なし騎士に出会った。彼女はあの薪を折った少女だったのだ。【スリーピー・ホロウ　第18段落】　　ヴァン・タッセル夫人はカトリーナに妹を今しがた殺してきたところだと言う。なぜなら、妹はイカボッドに協力したから。彼が森の洞窟で見た女は、彼女の妹だったのだ。【スリーピー・ホロウ　第19段落】　　夫人がカトリーナに事の次第を説明していると、イカボッドが助けにやってくる。逃げるカトリーナ、イカボッド、マスバス。しかし、首なし騎士はカトリーヌを目指して追ってくる。何とか首なし騎士を巻くが、たどり着いたところは死人の木だ。ヴァン・タッセル夫人が現れ、イカボッドを銃で撃つ。しかし、胸に入れていた例のカトリーナに貰った本が彼を助けた。首なし騎士がやって来た。イカボッドは夫人が隠し持っていた首なし騎士のしゃれこうべを首なし騎士に渡す。首のなかった体にみるみると恐ろしい頭ができあがっていく。首なし騎士はカトリーナの首を刈ることをやめ、気絶していたヴァン・タッセル夫人を抱き上げ、嫌がる夫人に血の滴るキスをする。死人の木の根元にあるあの世への入り口が開き、首なし騎士と夫人は地獄へと向かう。【スリーピー・ホロウ　第20段落】　　事件が解決し、イカボッドはカトリーナとマスバスをつれてニューヨークに戻ってきた。もうすぐ新世紀、19 世紀が始まる。【映画『スリーピー・ホロウ』の感想】　まさにエンターテイメント、ものすごく楽しかった。さすがティム・バートンって感じだ。『バッファロー'６６　(1998) BUFFALO '66 』を観たときも、あまりのキュートさに驚いたクリスティーナ・リッチだが、この映画では、美しくなったという感じでさらに驚いた。子供の頃から華々しい芸能活動をしているが、両親の離婚で拒食症になったりとか、辛いこともあったようだ。しかし、そういった起伏に富んだ人生が、彼女の演技の幅を広げているのだろう。以上。＜もっと詳しく＞からスペースを含まず6412文字／文責：幸田幸参考資料：IMDb 　　　　　　allcinema ONLINE 　　　　　　Nostalgia.com 　　　　　　CinemaClock.com 　　　　　　「スリーピー・ホロウ」日本語版・英語版オフィシャルサイト　　　　　　Views of Christina Ricci
（■解説とネタばれ：2002/05/24アップ ◆俳優についてリンク更新：2003/10/08） ■テキストとリンク一部およびファイル書式更新：2004/07/13 2005/04/29更新： ◆データ追加

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