ドラジェ 
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映画の森てんこ森・幸田幸のパパ=キャツピ&めん吉のブログ【ぼろくそパパの独り言】
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12/6(土)ドラジェ

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表紙サブタイトル@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】
 このブログは幸田幸@映画の森てんこ森のパパ
=屋根裏部屋のピアノ弾きchiazpi(キャツピ)&
饂飩長屋の麺場吉次郎(めん吉=メンキチ)」が綴る
【ぼろくそパパの独り言】です。

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色づく裏庭の紅葉の写真を背景に幸のお土産ドラジェの写真@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】

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【ぼろくそパパの独り言】:ドラジェ
記事作成:幸田幸@映画の森てんこ森のパパ・キャツピ&めん吉
記事編集日:2008年12月6日(土)
饂飩長屋麺場吉次郎で使っている「めん吉」割箸

@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】
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 今日のブログは「12/6(土)ドラジェ」です。トップ画像は「ドラジェ」のイメージ画像です。色づく裏庭の紅葉の写真を背景に幸のお土産ドラジェの写真を取り込んだ画像です。この表紙右上「ドラジェ」の画像又はここをクリックすると640x480ピクセルに拡大します。

 昨日のブログはめん吉作「12/5(金)牛すじカレー」ですが、今日のブログは、久々の屋根裏部屋のピアノ弾きキャッツピ担当の「ドラジェ」です。

 「ドラジェ」は、フランス語で〔dragée〕と書きます。日本語では「ドラジェ」そのままですが、英語では〔sugared almond〕なので、敢えて日本語にすると「糖衣アーモンド」から転じて「糖衣菓子」「掛け物菓子(かけものがし)」でしょうか。薬の糖衣錠もドラジェと言います。因みにイタリア語では〔コンフェット confetto(単), コンフェッティ confetti(複)〕です。金平糖の由来のポルトガル語のコンフェイト〔confeito〕に似ています。

 下の写真は、幸がお土産に買ってきた「ドラジェ dragée 」を一部袋から出して幸のお気に入りのお皿に盛ってめん吉が撮影したものです。クリックすると 1280x960 ピクセル大画像に拡大します。

幸のお土産ドラジェを幸のお気に入りのお皿Royal Albert Lady Carlyleに盛って撮影@キャツピ&めん吉の【ぼろくそパパの独り言】

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 この「ドラジェ dragée 」はフランスやイタリアでは御目出度いお菓子です。結婚式のお祝いや洗礼などの宗教上のお祝いなどに贈ります。結婚式では、花嫁が自分のベールを切って5粒を包んで来賓者に配るという古い習慣もあるようです。元々アーモンドはたくさん実がなるので、ヨーロッパでは子孫繁栄の象徴で、5粒にも「幸福」「健康」「富」「子孫繁栄」「長寿」の意味があります。日本でも結婚式では、前もって花嫁花婿が協力して手作りした「ドラジェ dragée 」や、市販の「ドラジェ dragée 」で祝福の感謝の意味を込めて配るケースが最近よく見られます。

 この「ドラジェ dragée 」の歴史は古く、Wikipediaの「ドラジェ dragée 」フランス語ページを見ると、「ドラジェ dragée 」の歴史の項目がありました。大雑把に訳してみます。間違いがあればご容赦を。

 「ドラジェ dragée 」という言葉は、古代ギリシャで食後に出されていた、デザートとしての「tragema」=「甘いもの」が語源という説がある。そして紀元前170年頃、ローマの貴族、ファビウス Fabius 家の菓子職人ユリウス・ドラガトゥス Julius dragatus が、ローマの貴族の息子の洗礼のために作ったので、その菓子職人の名前「dragatus」からとも言われている。
 また、「ドラジェ dragée 」の語源は、中世に Asie Mineure という木の樹液で作られた「diagragum」という甘いものだとも言われている。
 現在のハードコーティングの「ドラジェ dragée 」は、1220年にフランス・ヴェルダンの薬剤師が保存と輸送の利便を考えて、アーモンドを砂糖と蜂蜜でコーティングしたのが始まりのようだ。
 そしてルイ14世が「ドラジェ dragée 」を大いに気に入り、メディチ家がヨーロッパ中の諸侯が集まる宮廷で紹介して有名になり、重宝されるようになったそうだ。
 18世紀になると、「ドラジェ dragée 」は、中に乾燥したジャムを包んだ種子(タネ)や果物のような形になっていったそうだ。

 「ドラジェ dragée 」は、イタリア語では〔コンフェット confetto(単), コンフェッティ confetti(複)〕なので、これもWikipediaの「Confetto」イタリア語ページを調べてみると興味ある項目を見つけた。これも大雑把に訳してみる。間違いがあればご容赦を。
 日本でも「ドラジェ dragée 」の色は一般的にパステルカラーで、ピンク・黄色・ブルー・白の4色ある。赤や緑や金やシルバーも見たことがあるが、幸が買ってきた「ドラジェ dragée 」も4色だ。
 イタリアでは「ドラジェ dragée 」=「〔コンフェット confetto(単), コンフェッティ confetti(複)〕」の色で結婚記念日や宗教上の記念を祝うようだ。下にドラジェ「dragée」の色と結婚記念日や宗教上の記念の色を書いておく。

「結婚、お近づき、確認」を表す白色。
「再婚」を表す黄色。
「洗礼」を表すブルーあるいはピンク。
「婚約・約束」を表す緑。
「程度または誕生日」を表す赤。
「綿婚式(結婚1周年記念日 ※日本では紙婚式)」を表すピンク。
「絹婚式(結婚5周年記念日 ※日本では木婚式)」を表すピンク。
「池婚式(結婚10周年記念日 ※日本ではアルミ婚式、錫婚式)」を表す黄色。
「磁器婚式(結婚15周年記念日 ※日本では水晶婚式)」を表すベージュ。
「水晶婚式(結婚20周年記念日 ※日本では磁器婚式、陶器婚式)」を表す黄色。
「銀婚式(結婚25周年記念日 ※日本でも銀婚式)」を表すシルバー。
「真珠婚式(結婚30周年記念日 ※日本でも真珠婚式)」を表すブルー。
「サファイア婚式(結婚35周年記念日 ※日本では珊瑚婚式)」表すブルー。
「エメラルド婚式(結婚40周年記念日 ※日本ではルビー婚式)」を表す緑。
「ルビー婚式(結婚45周年記念日 ※日本ではサファイア婚式)」を表す赤。
「金婚式(結婚50周年記念日 ※日本では金婚式)」を表す金。
「象牙婚式(結婚55周年記念日 ※日本ではエメラルド婚式)」を表すアイボリー。
「ダイヤモンド婚式(結婚60周年記念日 ※日本でもダイヤモンド婚式)」あるいは「再出発」を表す白色

 以上。これはキャツピが自分流にイタリア語を訳したもので正しいとは限りませんので、よろしくご理解ください。


 さて、今日は週末土曜なので幸が帰っています。先程外出から戻って食事をしてテレビを見ながら、ずっと口を動かしてばかり。それを見てめん吉はまた幸に話しかけます。

 このドラジェ一粒もろてエエかな?

 うん、いいよ。お土産で買ってきたもん。めん吉も食べてエエんやで。

 でも、お前ドラジェの袋手に持ったままやから、ワイ取られへん。

 あ、ゴメン。いくつほしい?

 一つでエエよ。

 でも幸せの種やから5つあげるわ。

 はい、一つ目が「幸福」。はい、二つ目は「健康」。はい、三つ目が「富」。はい、四つ目が「子孫繁栄」。はい、五つ目が「長寿」やで。

 うん、ありがと、幸。優しいな。ところで幸、お前、いくつ食べてん?

 えっ?分からん。20個くらい食べたかも・・・かな?

 ええっ!それやったら幸せも健康もお金も子供も長生きも、ぜ〜んぶ人の4倍もやで!

 うん、そうやな、ちょっと欲張りすぎた?でも4倍やったら、4は「死」で縁起悪いし嫌やから、ちょうどキリのいいようにあと5つ食べて5倍にしとくわ!



いつもの週末、幸とめん吉、こんな調子です。

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【ドラジェ「dragée」】関係参考資料

ドラジェ - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B8%
E3%82%A7
Confetto - Wikipedia (イタリア「Confetto」=ドラジェ)
 http://it.wikipedia.org/wiki/Confetti
dragée - Wikipedia (フランス「dragée」=ドラジェ)
 http://fr.wikipedia.org/wiki/dragée
ヨーロッパの愛らしいお菓子ドラジェってなあに?-All About
 http://allabout.co.jp/relationship/wedding/closeup/
CU20010415/index.htm
ドラジェって何?
 http://www.ryokufusha.co.jp/What/what.htm
ドラジェの作り方
 http://www.kjc3y.com/doraje/
ドラジェのお店 クレール
 http://www.sc-claire.com/history/index.html



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