13ゴースト | |||||
|表紙|目次|読む映画試写会|レヴュー|観たい度映画|予告編|エッセイ|日誌|試写会情報|リンク集| | 映画人 |解説・レヴュー一覧表 |映画ゲーム |思い出映画|ブロードバンド(B)版|旅行の森てんこ森| |
|||||
映画の森てんこ森■読む映画試写会■映画レヴュー | |||||
13ゴースト (2001) | |||||
13 GHOSTS | |||||
映画『 13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS
/ 13 GHOSTS 』をレヴュー紹介します。 映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』を以下に目次別に紹介する。 ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の解説及びポスター、予告編 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。 ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の映画データ ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の主なキャスト ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』のスタッフとキャスト ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の<もっと詳しく> <もっと詳しく>は映画『 13ゴースト 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。 ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の結末 ■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の更新記録 >>「映画解説・レヴュータイトル一覧表」へ(画面の切り替え) |
|||||
幸の鑑賞評価: 8つ星 | |||||
■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の解説及びポスター、予告編 | |||||
13ゴースト
|
■映画『 13ゴースト 』の解説 映画『 13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』は、恐怖映画の元祖と言われる、「ローズマリーの赤ちゃん」( 1968 )等の製作や監督のウィリアム・キャッスルによる 60 年代のホラー映画を、最新技術を用いてリメイクしたもの。 2001年10月下旬の全米公開当時、興行成績はケヴィン・スペイシー主演の『 光の旅人 K−PAX (2001) K-PAX 』が1位で、2位がこの『 13 GHOSTS 』。ハロウィーン直前の週末でお化け嗜好があったせいもあるだろうが、アメリカでは大人気だったのだ。因みに3位はジョニー・デップ主演の『 フロム・ヘル (2001) FROM HELL 』だったから、いかに『 13ゴースト 』が一般ウケしたかわかるだろう。日本ではお盆も過ぎて、夏休みの最終日に封切り。秋風に乗ってお化け映画を鑑賞する事になりそう。 『 13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』のストーリーは、火災で妻と家を失った一家が、大富豪の叔父からお屋敷を相続され有頂天。だが、これが普通の家ではなかった。 12 人のゴーストがうごめく、恐怖の館だったのだ。そして、13 人目のゴーストが…。アメリカではタイトルは Thir13en Ghosts とも表記される。 |
||||
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。 Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com. Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc. |
|||||
▲TOPへ | |||||
■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の映画データ | |||||
上映時間:91分 公開情報:ワーナー アメリカ初公開年月:2001年10月26日 日本初公開年月:2002年8月31日 ジャンル:サスペンス/ホラー/スリラー |
|||||
▲TOPへ | |||||
■映画『 13ゴースト THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』の主なキャスト | |||||
●トニー・シャローブ as アーサー・クリティコス 『 普通じゃない (1997) A LIFE LESS ORDINARY 』 『 メン・イン・ブラック (1997) MEN IN BLACK 』 『 マーシャル・ロー (1998) THE SIEGE 』 『 ギャラクシー・クエスト (1999) GALAXY QUEST 』 『 13ゴースト (2001) THIR13EN GHOSTS / 13 GHOSTS 』 『 バーバー (2001) THE MAN WHO WASN'T THERE 』 『 スパイキッズ (2001) SPY KIDS 』 『 メン・イン・ブラック2 (2002) MEN IN BLACK II 』 『 ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』 『 ファイティング×ガール (2004) AGAINST THE ROPES 』 ●マシュー・リラード as デニス・ラフキン 『 スクービー・ドゥー (2002) SCOOBY-DOO 』 『 スクービー・ドゥー2 モンスター パニック (2004) SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED 』 『 ホワイト・ライズ (2004) WICKER PARK 』 |
|||||
▲TOPへ | |||||
【『 13ゴースト 』のスタッフとキャスト】 | |||||
監督: スティーヴ・ベック Steve Beck 製作: ギルバート・アドラー Gilbert Adler ダン・クラッチオロ Dan Cracchiolo 製作総指揮: ジョエル・シルヴァー Joel Silver ロバート・ゼメキス Robert Zemeckis スティーヴ・リチャーズ Steve Richards 原案: ロブ・ホワイト Robb White 脚本: ニール・マーシャル・スティーヴンス Neal Marshall Stevens リチャード・ドヴィディオ Richard D'Ovidio 撮影: ゲイル・タッターサル Gale Tattersall 音楽: ジョン・フリッゼル John Frizzel 出演: トニー・シャローブ Tony Shalhoub アーサー・クリティコス マシュー・リラード Matthew Lillard デニス・ラフキン シャノン・エリザベス Shannon Elizabeth キャシー・クリティコス キャスリン・アンダーソン Kathryn Anderson ジーン・クリティコス ラー・ディガ Rah Digga マギー エンベス・デイヴィッツ Embeth Davidtz カリーナ F・マーリー・エイブラハム F. Murray Abraham サイラス・クリティコス アレック・ロバーツ Alec Roberts ボビー・クリティコス JR.ボーン JR Bourne ベンジャミン・モス ▲TOPへ |
|||||
<もっと詳しく> | |||||
ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。 |
|||||
■映画『 13ゴースト 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー 私は日本公開前に字幕スーパーなしの英語で観たので、わかる範囲でレヴューします。映画データについては調査した時点と公開される時点で異なる場合があります。本作の内容については、語学力と経験・常識不足のため、間違いや勘違いや適切でない表現があるかもしれません。どうかご理解賜りますようお願いいたします。また、リンクやメールをいただく場合はここを必ずお読みくださいますように。 ▲TOPへ 【13ゴースト 第01段落】 先ず、青く暗い廃車場のシーン。巨大なコンボイ・トラックの後部のCDから不気味な声が聞こえてくる。するとそこにいた人達は、積まれた廃車に挟まれたり、ぶっ飛ばされたりして殺されていく。特殊な眼鏡をかけた若い男デニス・ラフキン(マシュー・リラード)が「どこに隠れているのか」と何者かを探している。彼は霊的に特殊能力があるようで、彼の手を当てると、死者や幽霊の怖い映像が現れる。マシュー・リラードは 『 スクービー・ドゥー (2002) SCOOBY-DOO 』や 『 スクービー・ドゥー2 モンスター パニック (2004) SCOOBY-DOO 2: MONSTERS UNLEASHED 』の主役の俳優。 『 ホワイト・ライズ (2004) WICKER PARK 』にも出演している。「スクービー・ドゥー」では、ライト・ブラウンのやや長髪で、幼稚な喋り方(犬が相手だから当然!)だったので、このデニスの黒い短髪のイメージとは大分違って見える。 【13ゴースト 第02段落】 場面はうって変わって、平和な家庭の光景。幼子と庭の芝生で遊ぶ主婦ジーン(キャスリン・アンダーソン)。そこに火災報知器の音と、修羅場の家族の声、そして埋葬時の牧師の声。アーサー・クリティコス(トニー・シャローブ)の妻は火事で焼死したのだ。家屋も失って、半年後の現在は、狭いアパートに、年頃の娘キャシー(シャノン・エリザベス: 『 ラブ・アクチュアリー (2003) LOVE ACTUALLY 』)、小学生の息子ボビー(アレック・ロバーツ)、それにキャシーの友人マギー(ラー・ディガ)と暮らしている。狭い家は何事もイライラしてくる。そこに、大富豪の叔父サイラスのお屋敷がアーサーに相続されるという、夢のような話が舞い込む。 【13ゴースト 第03段落】 アーサー役のトニー・シャローブは 『 マーシャル・ロー (1998) THE SIEGE 』 『 ギャラクシー・クエスト (1999) GALAXY QUEST 』 『 ブロンド・ライフ (2002) LIFE OR SOMETHING LIKE IT 』等でお馴染みだ。滑稽な役もシリアスな役も、同じ顔つきながら巧く演じてしまう役者さん。キャシー役のシャノン・エリザベスは「最終絶叫計画」( 2000 )、「アメリカン・パイ」( 1999 )等に出演。マギー役のラー・ディガはラップの歌手らしい。 【13ゴースト 第04段落】 弁護士のベンジャミン・モス(JR.ボーン: 『 二重誘拐 (2004) THE CLEARING 』)が持ってきた相続の"案内"は今ふう。ノート型パソコンに、アーサーの叔父のサイラス(F・マーリー・エイブラハム)の談話と、お屋敷の豪華な部屋の色々な写真が映し出される。それを見たアーサーとキャシー、マギー、ボビーは大はしゃぎ。早速、弁護士モスと共に車で現地に向かう。サイラスの希望で、プライバシー保護のため、場所は秘密で、わかるのは車で2時間ということだけ。叔父のサイラスは風変わりなコレクターで、57歳で亡くなったと新聞記事にも載っている。 【13ゴースト 第05段落】 "風変わり"とは本当で、着いてみると、普通の立派な家というものではなかった。先ず、玄関の鍵は、大きく、鍵穴もそれに合わせて、謎のような魔法のような変わったもの。やっと開くと、何枚ものガラスの壁がある。しかも、そこには、妖しげな文字がいっぱい書かれている。それに、先着者が一人いた。電力会社の者だと言って、冒頭シーンの男デニス(マシュー・リラード)がこの館に入り込んでいた。ブレーカーの用をしてくるからと、地下に行ったデニスは幽霊達を目撃する。デニスはサイラスが悪事をたくらんでいるのを知っているので、サイラスが何事をしでかしたのかと驚嘆する。 【13ゴースト 第06段落】 書斎では、アーサーがモス弁護士に書類に署名するように指示されていた。しがない数学の教師であるアーサーは、火災で家屋を失い、財産はない。相続税などが必要なら無理な話だ。ところが、モス弁護士によると、お金の心配は一切いらないというから、喜んで署名しようとする。そこにデニスが、「やめなさい!」と駆け込んで来た。デニスは地下室の幽霊の話をするが、勿論そんなことはアーサーは信じようとしない。そこで、サイキックの能力のあるデニスに、アーサーが触れると、アーサーの妻の焼死する様子が映って、アーサーは愕然となる。と同時に、デニスの言うことを信じようかと思い始める。 【13ゴースト 第07段落】 そうしている間に地下室に行ったモス弁護士が先ず犠牲者になる。気配を感じて雁字搦めになり、気がついたときには身体が前後半分に裂かれていた。子供達は、広いお屋敷の中を好奇心いっぱいで動いてしまっていた。キャシーは優雅な寝室が気に入り、ベッドに寝転んだりシャワーを出したりして、現在の狭い家と比べて夢心地だ。そこにはプリンセスの幽霊が血まみれでキャシーを狙っている。ボビーはマギーと家の中を回っていたが、はぐれて独りになって、地下室に下りた。そこに落ちていた不思議な眼鏡をかけると、恐ろしい幽霊どもがボビー目掛けて襲ってくる。そう、この幽霊達は、特殊眼鏡をかけると見えるのだ。ボビーは悲鳴を上げて逃げ惑う最中に、顔の焼け爛れて病院で点滴を提げている母親の幽霊も見えてしまった。 【13ゴースト 第08段落】 家族を連れてこの屋敷から逃げようとするアーサーだが、ボビーが行方不明だ。更に悪いことに、ドアがロックされて、内側から出られない仕組みになっている。ボビーを探しに地下に降り立った四人は、あまりに広いため、二手に分かれることにした。アーサーと娘キャシー、デニスとマギーの二組に。キャシーも落ちていた眼鏡をかけて幽霊が見えて、幽霊に攻撃され、行方不明になる。アーサーも眼鏡をかけて初めて幽霊の凄さに怯える。デニスとマギーでは、デニスが主導権を握って、眼鏡をかけつつ次々に襲ってくる幽霊と戦う。なお、何枚もの仕切りガラスに書かれた不可解な文字は実はおまじないで、そこは幽霊達が通り抜けられないことになっているとわかる。・・・ ▲TOPへ ◆ここからは、結末まで書いていますので、ストーリー全体が分ります。御注意下さい。 ATTN: This review reveals the movie content. Please don't say that I didn't say ! 【13ゴースト 第09段落】 ここにもう一人、生きた人間がいた。カリーナ(エンベス・デイヴィッツ: 『 ブリジット・ジョーンズの日記 (2001) BRIDGET JONES'S DIARY 』 『 卒業の朝 (2002) THE EMPEROR'S CLUB 』)といって、この屋敷の中の悪霊を解き放つために来たのだと言う。ここにいる幽霊は、サイラスの犠牲者で、 15 世紀から未来に連れてこられた悪霊たちらしい。カリーナはアーサーに、この家は"家"ではなく、機械である事、 12 人のゴーストの説明(その中にはアーサーの焼死した妻もいる)、この 12 人が zodiac "十二宮"に関係していること等を語る。"十二宮"の組み合わせでこの館の中の仕組みが動くようになっており、死者達のパワーでこの屋敷が機能しているという。そして、「愛」こそが最も強いエネルギーなのだと教える。このカリーナは結局はサイラス(の悪霊?)に殺されるが、アーサーはカリーナにいろいろ教えてもらったお蔭で、最後のサイラスとの戦いに勝つ。 13 人目のゴーストとは、サイラスのことだったのか。 【13ゴースト 第10段落】 マギーが機械室でレバーを手当たり次第に動かすと、悪霊達への命令経路が変わったようで、 12 人のゴースト達はサイラスをやっつける。アーサーの子供への強い愛情で、キャシーとボビーは助かった。デニスはサイラスにやられてしまうが、最後に美しいゴーストとなって微笑む。また、アーサーの妻ジーンも、火傷の顔でなく綺麗な顔になって微笑んで出てきて、ガラス越しに夫と手を合わせ、すーと消えていく。子供たちも亡くなった母親の綺麗で優しい姿を見られることができた。 【13ゴースト 第11段落】 悪霊達が怖い顔して出てくるのは本当に怖かった。M・ナイト・シャマラン監督、ブルース・ウィリス主演の 『 シックス・センス (1999) THE SIXTH SENSE 』やロバート・ゼメキス監督、ハリソン・フォード主演の 『 ホワット・ライズ・ビニース (2000) WHAT LIES BENEATH 』もその映画なりにそれぞれ怖かったが、この「13ゴースト」の方が、単純にお化けがたくさん出てくる話なので、女性の怖がりさんは私のように独りで映画館に行かないで、誰かと一緒に観て下さい。暑い夜に映画館がお化け屋敷となってゾクゾクするかも。 以上。 <もっと詳しく>からスペースを含まず3601文字/文責:幸田幸 参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集 http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm IMDb allcinema ONLINE Nostalgia.com CinemaClock.com eiga.com [トップ10速報] http://www.eiga.com/ranking/011030.shtml 公式サイト(英語版) http://www.13ghosts.com |
|||||
■映画『 13ゴースト 』の更新記録 2002/08/15新規: ファイル作成 2002/11/20更新: ◆一部テキスト追記 2005/01/03更新: ◆一部テキスト追記と書式変更 |
|||||
▲TOPへ | |||||
幸田 幸 coda_sati@hotmail.com |
「映画の森てんこ森」へ | 「旅行の森てんこ森」へ | |||||||
映画解説・レヴュータイトル一覧表
|
幸のイタリア各都市情報へ 136x70 |
|||||||
本サイトの作文、データ及び画像などのコンテンツの無断転用はお控え下さい。 貴サイトへの御掲載についてはメールにてお知らせ頂ければ幸いです。 |
||||||||
© 2002-2005 Sachi CODA at Eigano-Mori Tenko-Mori, CODA21. All Rights Reserved. |