リプリーズ・ゲーム RIPLEY'S GAME
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リプリーズ・ゲーム (原題) (2002)
RIPLEY'S GAME
 映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) (2002) RIPLEY'S GAME 』を紹介します。

 映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』を以下に目次的に紹介する。
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』のポスター、予告編および映画データ
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の解説
 ネタばれをお好みでない方はこの解説をご覧下さい。
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の主なスタッフ
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の主なキャスト
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』のあらすじ
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』のスタッフとキャスト
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の<もっと詳しく>
 <もっと詳しく>は映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』の「テキストによる映画の再現」レヴュー(あらすじとネタばれ)です。※ご注意:映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の内容やネタばれがお好みでない方は読まないで下さい。
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の更新記録

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■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』のポスター、予告編および映画データ
リプリーズ・ゲーム RIPLEY'S GAME

Links:  Official Web Site
Trailers:
上映時間 Runtime: 1:50
製作国 Country: アメリカ/イギリス/イタリア
USA / UK / Italy
製作会社
Production Company:
Baby Films [us]
Cattleya
Dogstar Films
Fine Line Features [us]
Mr. Mudd
全米配給会社 Distributer: Fine Line Features [us]
全米初公開 Release Date: 2003/09/04 (TV premiere)
日本初公開 R. D. in Japan: 2004/12/ 予定
日本公開情報 : 松竹
ジャンル Genre: 犯罪/ドラマ/サスペンス
Crime / Drama / Thriller
MPAA Rating 指定: Rated R for strong violence and language, some sexuality.
日本語公式サイト 調査中
●スチルはnostalgia.com、予告編はcinemaclock.comより許諾をえて使用しています。
Filmography links and data courtesy of The Internet Movie Database & Nostalgia.com.
Filmography links and data courtesy of CinemaClock Canada Inc.
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■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の解説

 映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) (2002) RIPLEY'S GAME 』は「リプリー」で推測できるように、『 リプリー (1999) THE TALENTED MR. RIPLEY 』の年をとってからの話で、言わば続編である。あの“怪優”ジョン・マルコヴィッチ(『 永遠の語らい (2003) A TALKING PICTURE 』等)が初老のトム・リプリーを演じると聞いただけで、ゾクッと面白そうな予感。『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』は米・英・伊の合作で、ロケもイタリアとドイツということで、ハリウッド映画とは異なった玄人(くろうと)好みの作品かもしれない。

 原作のパトリシア・ハイスミスのトム・リプリーについての小説五作のうち、今回の映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』は三作目に当たる。映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』は前作『 リプリー 』とは主演マット・デイモン Matt Damon を始め、配役もスタッフも無関係で、きっと全然違う味に出来上がっていることだろう。英語版のキャッチコピーは「才能あるリプリー氏が戻ってきた。年齢を増して、もっと賢く、もっと危険に…」となっている。凄みのあるリプリー氏かな。

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■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の主なスタッフ

○『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』の製作総指揮のマルコ・シミッズとカム・ガラノは
海の上のピアニスト (1999) THE LEGEND OF 1900 』、

○『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』の製作総指揮のマーク・オードスキーは
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (2003) THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING

○『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』の音楽のエンニオ・モリコーネは
ミッション・トゥ・マーズ (2000) MISSION TO MARS
マレーナ (2000) MALENA
キル・ビル (2003) KILL BILL 』に携わったスタッフである。

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■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の主なキャスト

●ジョン・マルコヴィッチ as 初老のトム・リプリー
仮面の男 (1998) THE MAN IN THE IRON MASK
ジャンヌ・ダルク (1999) JOAN OF ARC / THE MESSENGER: THE STORY OF JOAN OF ARC 』『 HOTEL (2001) HOTEL
アダプテーション (2002) ADAPTATION
ジョニー・イングリッシュ (2003) JOHNNY ENGLISH
永遠の語らい (2003) A TALKING PICTURE

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■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』のあらすじ

 イタリアの北東部の美しい郊外の屋敷に、初老のトム・リプリー(ジョン・マルコヴィッチ)と妻ルイザ(キアラ・カゼッリ)が住んでいる。ロケ地はイタリアで最も美しい町の一つと言われるヴェネト州トレヴィーゾ県アーゾロ市 Asolo, Treviso, Veneto, Italy か、ヴェネツィア Venezia 西方の平野を占めるヴェネト州パドヴァ県の県都パドゥア Padua, Padova, Veneto か、ヴェネト州ヴィチェンツァ県 Vicenza, Veneto の辺りかと思われる。トム・リプリーは美術品のディーラーをしていて、妻はプロのハープシコード奏者である。あっ、リプリーは同性愛者であるけど、結婚したんだ!

 こんな美しい場所に住いを定めてはいるが、リプリーは根っからの“ワル”だ。ある日、以前の共犯者でロンドン子のリーヴズ(レイ・ウィンストン:
リトル・ストライカー (2000) THERE'S ONLY ONE JIMMY GRIMBLE 』等)が彼を訪れ、殺人を打診してきた。ベルリンの事業の競合相手のロシア・マフィアを暗殺してくれと言うのだ。きっとこの関連のシーンでベルリンとハンブルグ Berlin & Hamburg, Germany でロケが行なわれた模様だ。リプリーは拒否するが、ふと、別の案を浮かべる。

 近所に住むジョナサン・トレヴァニー(ダグレー・スコット:
エバー・アフター (1998) EVER AFTER
M:I−2 (2000) MISSION: IMPOSSIBLE 2 / M:I-2
エニグマ (2002) ENIGMA 』等)は絵画の額縁屋をしていて、死期の近い病人である。ジョナサンには妻セーラ(レナ・ヘディ:
抱擁 (2002) POSSESSION 』等)と息子がおり、大黒柱である夫・父の死を目の前にした家族は悲惨そうだ。こんな末期の病人ならば警察に嫌疑をかけられっこない。ロシア・マフィアの暗殺をジョナサンが実行すれば、妻子のこれからの生活の保証は請け負う、という約束で物事は進む…。

 今まで法律を守ってきた誠実な男ジョナサンにそんな事をさせるリプリーは、それを一種のゲームと考え、楽しんでいる風情が読み取れよう。だからタイトルが『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』なのだ。色々批判もあるようだが、ジョン・マルコヴィッチの演技と存在感は圧倒的であるというのが共通の意見のようだ。ポスターを見ても、イタリアの美しすぎる情景が目に沁みる。マット・デイモンのリプリーもよかったし、別のリプリーも是非観てみたいものだ。
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【『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』のスタッフとキャスト】
監督: リリアーナ・カヴァーニ Liliana Cavani (Directed by)
製作: サイモン・ボサンクウェット Simon Bosanquet (producer)
    アイリーン・メイゼル Ileen Maisel (producer)
    リカルド・トッツィー Riccardo Tozzi (producer)
製作総指揮: マルコ・シミッズ Marco Chimenz (executive producer)
    カム・ガラノ Cam Galano (executive producer)
    ロルフ・ミトゥウェグ Rolf Mittweg (executive producer)
    マーク・オードスキー Mark Ordesky (executive producer)
    ラッセル・スミス Russell Smith (executive producer)
原作: パトリシア・ハイスミス Patricia Highsmith (novel)
脚本: リリアーナ・カヴァーニ Liliana Cavani (Writing credits)
    チャールズ・マッケオン Charles McKeown (Writing credits)
撮影: アルフィオ・コンチーニ Alfio Contini (Cinematography by)
編集: ジョン・ハリス Jon Harris (Film Editing by)
音楽: エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone (Original Music by)

出演: ジョン・マルコヴィッチ John Malkovich as Tom Ripley
    レイ・ウィンストン Ray Winstone as Reeves
    ウヴィ・マンシャルツ Uwe Mansshardt as Terry
    ハンス・ジッヒラー Hanns Zischler as Art Dealer
    パオロ・パオローニ Paolo Paoloni as Franco
    マウリツィオ・ルカ Maurizio Luca as Franco's Assistant
    ダグレー・スコット Dougray Scott as Jonathan Trevanny
    イヴェリナ・メガンジ Evelina Meghangi as Maria (as Evelina Meghnagi)
    キアラ・カゼッリ Chiara Caselli as Luisa Harari
    レナ・ヘディ Lena Headey as Sarah Trevanny
    サム・ブリッツ Sam Blitz as Matthew Trevanny

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ストーリー展開の前知識やネタばれがお好みでない方は、読まないで下さい。

 映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) RIPLEY'S GAME 』の「テキストによる未公開映画の再現」レヴューは、現在まだ書けておりません・・・。

参考資料:「映画の森てんこ森」映画タイトル集
       http://www.coda21.net/eiga_titles/index.htm
      IMDb
      allcinema ONLINE
      Nostalgia.com
      CinemaClock.com
      公式サイト(英語版)
       http://cattleya.it/english/progfilm/ripley.html
■映画『 リプリーズ・ゲーム (原題) 』の更新記録
2003/09/30新規: ファイル作成
2004/12/20更新: ◆一部テキスト追記と書式変更
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幸田 幸
coda_sati@hotmail.com
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